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コーヒーのアンチエイジング効果

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コーヒーには抗老化作用があるんです

みなさんこんにちは、UNIQHPをご覧いただきありがとうございます。
今回はコーヒーの効能の一つ、「アンチエイジング効果」についてご説明しようと思います。
そもそもコーヒーは、エチオピアの山奥で発見された時から「薬」として使われていたほど様々な効能がある健康ドリンクなんです。
「美肌効果」や「抗酸化作用」があることで知られる「クロロゲン酸」はとても有名ですよね。ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸には様々な健康効果があるのですが、 今回のテーマの「アンチエイジング効果」に関わる成分は、このクロロゲン酸ではなく「ニコチン酸」という成分なんです。
ニコチン酸という名前、みなさんはご存知でしたか?あまり聞きなれない名前だと思うのですが、このニコチン酸には驚くべき力があるのです。
ちなみにこのニコチン酸は、タバコに含まれるニコチンとは全く関係のない別物ですので、タバコを吸ってニコチンを摂取してもアンチエイジング効果は得られませんのであしからず。

ニコチン酸は細胞の傷を癒す!?

ニコチン酸は体内で「NAD」という物質の材料になります。このNADという全く聞きなれない物質は細胞、特にDNAの中で働きます。DNAの中の「サーチュイン遺伝子(長寿遺伝子または抗老化遺伝子とも呼ばれ、その活性化により生物の寿命が延びるとされる遺伝子)」というこれまた全く聞きなれない遺伝子を活性化することで 傷ついた細胞が修復されます。
写真 このNADという物質は若いうちは体内にたくさんあるのですが、年とともに減少してしまい、その結果細胞の傷の修復ができなくなってしまうのです。
この細胞レベルの傷が蓄積していくことこそが老化だと言われています。
なんだかコーヒーのコラムとは思えない小難しい話になってしまいましたが、 要するにコーヒーを飲むと細胞の傷を修復することができるので、アンチエイジング効果が得られるということなんです。

ニコチン酸を効果的に摂取するコーヒーの飲み方

では、ニコチン酸を効率よく摂取するには、どのようなコーヒーを飲めば良いのでしょうか?
驚くことにニコチン酸はコーヒーの生豆には含まれておらず、焙煎をすることでその量をどんどん増やしていくんです。
写真 つまりニコチン酸を摂取したければ、イタリアンローストやフレンチローストといった深煎りのコーヒーを飲むのが良いわけです。
ニコチン酸の摂取は、長く継続することでより効果が期待できるのですが、コーヒー以外でニコチン酸が含まれる一般的な食品はキノコとピーナッツしかありません。
キノコやピーナッツを継続的に摂取するのはなかなか難しいですよね、コーヒーほどニコチン酸の摂取に適した飲み物はないのです。

コーヒーの適量と飲むタイミング

みなさんは1日に何杯のコーヒーを飲んでいますか?
コーヒーにはいろいろな健康効果があると言われる一方で、飲み過ぎは良くない!カフェイン中毒になる!などの警告もよく耳にしますよね。
実はコーヒーの健康効果の恩恵を最も効率よく受ける量は「1日に3〜4杯」であることがわかっているんです。
3〜4杯を多いと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、内閣府の食品安全委員会のデータによればカフェインの一日の許容量目案は400mg。コーヒー100mlには約60mgのカフェインが含まれているとすると、1日7杯のコーヒーを飲むと「飲み過ぎ」ということになります。
3〜4杯のコーヒーでカフェイン中毒になるなんてことはありませんのでご安心ください。

ではその3〜4杯のコーヒーをいつ飲むのが良いのでしょう?
コーヒーに入っているカフェインはかなり体にとっては刺激的な成分です。これを摂取するタイミングを間違えると体に良くない効果が出てしまいますので注意が必要です。
コーヒーを飲むのに適したタイミングというのは「ストレスホルモンとの関係」や、「運動前か、食事前か」で決まるのですが、そこを詳しく掘り下げると話が長くなってしまいますので、 私がオススメするコーヒーを飲むタイミングを3つご紹介します。

1.朝食後〜仕事初めの時間(朝9時〜11時くらい)
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よく寝起きにコーヒーを飲む方がいらっしゃいますが、実は寝起きのコーヒーは体に良くないんです。寝起きの空っぽの胃にはカフェインは刺激が強すぎて胃が荒れてしまいます、中には胃が痛くなってしまう方もいるようなのでやめましょう。
また、寝起きの体は水分不足の状態です、コーヒーの「利尿効果」によって体からさらに水分が追い出されてしまうことになってしまいます。
朝は朝食を食べた後、仕事を始める前などに飲むのがオススメです。

2.お昼ご飯と一緒に飲む
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ランチにコーヒーを飲む方はたくさんいらっしゃると思いますが、ここでのポイントはよく言われる「食後のコーヒー」ではないということです。
実はコーヒーには「食後の急激な血糖値の上昇を抑える」効果もあるんです。これはコーヒーに含まれる「クロロゲン酸」というポリフェノールの効果なのですが、 食事と一緒にクロロゲン酸を摂取すると血糖値の上昇が抑えられることがマウスを使った実験で実証されています。
この実験では、食後にクロロゲン酸を摂取したマウスの血糖値の上昇は抑えられなかったようです。
血糖値の上昇を抑えることができるということは、「肥満予防」にもなるということです。ランチはコーヒーとともに味わいましょう。

3.ティータイムに飲む(午後2時〜4時の間)
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とある海外の研究で、ストレスホルモンが多い時間帯のコーヒーはあまり効果がなく、ストレスホルモンが少ない時間帯にコーヒーの効果は絶大になるということが分かっているのですが、 ストレスホルモンの分泌が少ない時間帯は、1番に提案した「朝の9時〜11時」そして「午後2時〜4時の間」があるんです。もちろん他にもあるのですが割愛します。
2時から4時といえば仕事中でもちょうど眠くなる時間でもあり、ティータイムの時間でもありますよね。
コーヒーを飲む絶好のタイミングといえます。

以上3つのタイミングにコーヒーを飲むと、アンチエイジング効果だけでなく、コーヒーの持つ様々な健康効果を効率よく得ることができます。
ただし、「肥満予防」効果を期待している方は、ミルクや砂糖は入れないようにしましょう。クロロゲン酸の効果を台無しにしてしまいますので、ブラックで飲むことをお勧めします。豆乳は入れても大丈夫です。
また、カフェインの効果の継続時間は4時間ほど、体内から半減されるのが8時間ほどと言われていますので、夜にコーヒーを飲むのはやめましょう。
カフェインによって脳が覚醒した状態で眠っても、体は眠っていても脳は眠っていない状態となってしまい、眠りが浅くなってしまいます。
どうしても夜にコーヒーが飲みたくなる方は、カフェインレスのものを飲んでください。カフェインレスのコーヒーにもニコチン酸やクロロゲン酸は含まれていますのでご安心ください。

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今回のコラムは以上です、コーヒーのアンチエイジング効果についてご説明しましたが、コーヒーには他にもいろいろな健康効果があるようです。
それらについてはまた別の機会に書かせていただきますので、それまでお待ちください。

     

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